ザッツ英会話

英語の勉強のことや、ビジネス英語、こども英語、TOEICなど英語全般について

学校英語のプログラムをもっと実践的なものに

日本人が英語を学ぶ時間は決して短くないのに、なぜか英語が苦手、話せないという人は多いですよね。最近なら高校を出ていない人はほとんどいないから、最低でも6年間は学んでいるのに、まったく勉強していないと言っていいほどしか、英語が話せない人が多いのにはびっくりします。なんとなさけないことだなー、と私も思っていました。でも、実は英語が苦手っていう外国人も多いんだということが、最近わかってきました。特に白人だと外見だけでも、英語上手そうに見えますよね。それって、ブラジルの人が全員サッカー上手に見えるようなもので、本当は何の根拠もないのです。私のイタリア人の友人たちも、みんな声をそろえて「英語は苦手!」って言ってます。

 

でも、イタリア語に似たフランス語やスペイン語は?と聞いてみたら、「やっぱり、ダメ」だそうです(苦笑)。イタリア語はラテン語派生だからかなあ?と思い、それなら、ちょっと英語に似たドイツ人の友人に聞いてみたら、やっぱり同じ答えで「苦手」だそうです。しかし、お仕事で使う人は、そこそこ上手に話しているのは、やはり単語も文法も似ているので、慣れてくれば上手になるのも早いということだと思います。一方、私たち日本人にとっての英語は、文法も字も自国語とはまったく違います。それに論理の展開も、ヨーロッパ人のそれとはまったく違いますよね。だから、こうやって学校で机に向かって学ぶだけでは、身につかないのだと思います。もっと使える英語を学校でおしえてくれたら、日本人の英会話のレベルはぐーんとあがると思います。だれしもほとんど6年間勉強しなければならないのだから、プログラムをもっと実践で使えるものにすることを提案したいです。